日立のかるパックスティック掃除機シリーズの中で、話題になっているモデルが「PKV-BK3P」と「PKV-BK3L」です。どちらも紙パック式コードレス掃除機として人気ですが、「違いは何?」と気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、両モデルの特徴やスペック、口コミ情報を交えながら、5つの観点から徹底的に比較してみました。これから掃除機を買い替えようと考えている方や、機種選びで迷っている方の参考になればうれしいです。
1. PKV-BK3PとPKV-BK3Lってどんなモデル?
まず簡単に、それぞれのモデルについて紹介します。
PKV-BK3P
2025年8月9日に発売された最新モデル。カセット式のバッテリーを採用し、より使いやすさとメンテナンス性にこだわったのが特徴です。環境配慮の面も強化されており、再生プラスチックの使用や塗装レス設計など、サステナブルな部分にも注目されています。
PKV-BK3L
2024年3月9日に発売された一世代前のモデルです。軽量なボディを活かしたシンプルな操作感と、安定した集じん性能で高い評価を受けてきました。カラーバリエーションもラベンダー色を採用し、デザイン性も魅力のひとつとなっています。
2. 比較のポイントはこの5つ!
この記事では、以下の5つの違いにポイントを絞って比較します。
- バッテリー方式
- ブラシ構造(ヘッドの形状)
- 操作性と軽量設計
- カラーと環境への配慮
- 販売価格・コストパフォーマンス
それぞれ掘り下げていきますね。
3. 比較表でわかりやすくチェック!
項目 | PKV-BK3P(新型) | PKV-BK3L(旧型) |
---|---|---|
発売日 | 2025年8月9日 | 2024年3月9日 |
バッテリー | カセット式(自分で交換可能) | 内蔵型(交換不可) |
ブラシ構造 | 2アングル形状(角度切替可能) | 1アングル形状 |
操作性・軽量設計 | ハンディ時軽量化・改良パイプ | 標準仕様 |
カラー・環境配慮 | ベージュ・再生プラ利用・塗装レス | ラベンダー・環境配慮なし |
価格(目安) | 約54,000〜56,000円 | 約36,000〜37,000円 |
この表を見ていただくと、まず価格差が目立ちますね。新型PKV-BK3Pは機能や環境配慮面でのアップグレードがあり、価格もやや高めの位置づけ。旧型PKV-BK3Lはシンプルで価格を抑えたい方にぴったりのモデルです。
4. バッテリー方式の違い
一番大きなポイントがここです。
- PKV-BK3Pは「カセット式バッテリー」を採用しています。つまり、バッテリーが着脱可能で、使い続けるうちにバッテリーの劣化が気になり始めたら自分で交換ができるんです。予備バッテリーを用意すれば、掃除の途中で交換して連続使用も可能になります。長く使いたい方にはうれしい設計ですね。
- 一方、PKV-BK3Lはバッテリーが本体内に組み込まれており、交換はメーカー修理または買い替えが必要です。バッテリー寿命が近づいたときのコストや手間を考えると、短期~中期使用を想定した仕様と言えます。
この差は、掃除機の使い勝手や寿命、運用コストに直結するので要チェックです。
5. ブラシ(ヘッド)構造の違い
掃除機の「ヘッド」はゴミを吸い取るだけでなく、床面との密着感や動かしやすさに影響します。
- PKV-BK3Pは、ヘッドが「2アングル形状」となっており、切り替えで角度を変えられる仕様です。これにより、フローリングだけでなくカーペットや畳といった異なる床材に合わせて最適な角度に調整可能。家具の下の隙間掃除もしやすいのがうれしいポイントです。
- PKV-BK3Lはシンプルな「1アングル形状」。標準的に使いやすいものの、少し柔軟性に欠ける面があります。カーペットや畳の掃除はやや力が必要、という声もあります。
こちらも、お住まいの床材や使い方で好みが分かれるところです。
6. 操作性・軽量設計の違い
どちらも軽量設計がウリですが、細かい部分で差が出ています。
- PKV-BK3Pはハンディ状態の重さが0.77kgと非常に軽く、長時間の掃除も疲れにくい設計です。また、延長パイプが軽量化されており、取り回しの良さがアップしています。女性や高齢の方も楽に使えるように配慮した設計ですね。
- PKV-BK3Lはハンディ時0.80kg。わずかな差ですが、連続使用の快適度には影響します。操作感は安定しており、掃除機自体の取り扱いやすさで高評価を獲得しています。
軽さは毎日使う上で大きなポイント。使う人の体力や掃除頻度に合わせて選びたいところです。
7. カラーと環境配慮
デザインや素材も最新モデルならではの進化があります。
- PKV-BK3Pは温かみのあるベージュカラーを採用。さらに再生プラスチックの使用を積極的に進めていて、塗装レス設計で余計な化学物質をカット。見た目にも環境への配慮を感じる仕上がりです。
- PKV-BK3Lはやや可愛らしいラベンダーカラーで好評ですが、環境配慮設計の点では新型に及びません。プラスチック素材や塗装の面で旧来の仕様となっています。
エコ志向が高まる中、環境に優しい製品を選びたい方にとっては大事なポイントです。
8. 価格とコストパフォーマンス
価格はシンプルに以下の通りです。
- PKV-BK3P:約54,000〜56,000円
- PKV-BK3L:約36,000〜37,000円
新品購入時の価格差は2万円ほど。新型の機能や環境配慮がプラスされた分です。ただ、バッテリー交換の手間や寿命を考えると、長期間使う場合はPKV-BK3Pの方が結果的にコスパが良くなるケースもあります。
逆に「安くて使えればいい!」というニーズならPKV-BK3Lが向いています。
9. 口コミから見る使い勝手のリアル
PKV-BK3P
2025年8月発売のため口コミはまだ少ないですが、
- 「交換式バッテリーは安心感がある」
- 「軽さとヘッドの角度調整が使いやすそう」
- 「環境配慮もあるのが嬉しい」
など期待の声多数。実機を試したユーザーからは、「掃除がラクになった」「音も静かでいい」など好評です。
PKV-BK3L
実際に長く使われているユーザーの声は非常に参考になります。
- 「とにかく軽くて高齢者も使いやすい」
- 「紙パックなのでゴミ捨てが清潔」
- 「パワーもしっかりしていてカーペットもなんとか大丈夫」
- 一方、「カーペットの奥のゴミは取りにくい」「充電は少し面倒」といった意見も。
これらの口コミを踏まえると、新旧どちらも利点と弱点がありますが、日常使いには十分満足が得られています。
10. まとめ:どちらを選ぶ?
ポイント | PKV-BK3Pがおすすめな方 | PKV-BK3Lがおすすめな方 |
---|---|---|
予算 | 高くても機能重視、長期使用に価値を置く方 | 価格重視で初期コストを抑えたい方 |
バッテリー交換・メンテナンス | 自分でバッテリー交換したい、長く使いたい方 | 買い替えを検討しながら使いたい方 |
掃除の頻度・床の種類 | 週に何度も掃除し、カーペットや隙間も頻繁に掃除する方 | ライトに週数回、フローリング中心の方 |
デザイン・環境配慮 | おしゃれなカラーと環境に配慮した製品を求める方 | シンプルで機能最優先の方 |
軽さ・取り回し | 軽量で操作しやすいモデルが欲しい方 | 標準的な操作感でも問題ない方 |
FAQ(よくある質問)
Q1. バッテリーの寿命はどれくらい?
A1. 一般的にリチウムイオン電池は約2~3年程度が目安ですが、使い方で変わります。PKV-BK3Pならバッテリー交換可能なので長く使えます。
Q2. どちらも紙パック式ですが、紙パックのコストは?
A2. 紙パックは消耗品なので、定期的に購入が必要ですが、清潔にゴミ捨てできるメリットがあります。両モデルでほぼ共通です。
Q3. 充電時間は?
A3. どちらも約3~4時間でフル充電可能。PKV-BK3Pは交換バッテリーがあれば連続使用がより効率的です。
最後に
掃除機の買い替えはなかなか大きな決断ですが、今回のPKV-BK3PとPKV-BK3Lの違いを押さえれば、自分のライフスタイルに合ったモデルがきっと見つかります。
長く使い続けたいなら快適なバッテリー交換機能や環境面に配慮したPKV-BK3Pを、コスパ重視で使いやすさも確保したいならPKV-BK3Lがおすすめです。
どちらも日立の信頼できる技術が詰まった優秀なコードレス掃除機。お掃除時間をもっとラクに、快適にしてくれる相棒になること間違いなしですよ。
気になったらぜひ電器店や公式サイトで実機をチェックしてみてくださいね!